遺産確認訴訟

遺産確認訴訟とは,遺産分割の前提問題として,そもそも一定の財産が遺産の対象かどうかを裁判所に確認してもらうための民事訴訟です。

このような訴訟が必要となるのは,家庭裁判所における調停で一定の財産が遺産かどうか争われた後に審判に至っても,前提問題に対する判断は確定的なものではなく,その財産に関する権利関係自体を争うことができてしまうため,前提問題を先に解決させる手続きが必要となるからです。

この訴訟においては,相続人全員が訴訟の当事者になります。これは,一定の財産が遺産かどうか判断した結果は相続人全員に示す必要があるからです。

なお,可分債権が遺産確認訴訟の対象となるかは,争いがあります。当然分割されるから対象とならないという見解,遺産分割の対象とすることに合意がある場合には対象となるという見解や可分債権も遺産ではあるから対象となるという見解があります。

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