2021-02-17
「弁護士に相談したいけど、敷居が高くて・・・」という言葉、昔からよく聞きます。残念ながら、今もあまり変わりがないのではないでしょうか。
今日は、一弁護士の立場から、こういう風に弁護士を利用されればもっと生活の質が良くなるのでは、というところを考えてみます。
1.まず、人の性格として、「こういうこと」を第三者に相談するのは恥ずかしい、馬鹿にされる、あるいは非難される、だからよしておこう、ということがあります。
こういうケースほど、弁護士を利用されることをお勧めします。
「こういうこと」が法律問題なのか否か、弁護士が切り分けてくれます。また、法律問題ではない場合でも、これまでの弁護士の経験から有益なアドバイスに出会うかもしれません。1時間11,000円という相談料が高いか低いかはそれぞれの方々の評価によりますが、間違いなく、もやもやした「こういうこと」が切り分けられ、すっきりし、日常生活の時間の質が良くなることが多いのではないでしょうか。
2.次に、まだ、こんな状況であれば、人に相談するまでもない、もうしばらく様子を見よう、という時も、弁護士を利用されることをお勧めします。
一番怖いのは、本人は「まだまだ」と思っていても、実は、「手遅れ」の場合です。
やはり法律の専門家に判断してもらうことで、「手遅れ」の場合でも最良の対応策の指針が得られます。
また、「手遅れ」でない場合であっても、将来の指針を得られ、安心して日常生活を送ることができるようになります。
まぁ、弁護士は、世話焼きの隣のおじさんやおばさん、程度に位置付けておかれることが、結構ご自分の生活の質の向上につながる、ということを頭の片隅に置いていただければと思います。